今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第52回

いかと野莱の炒めもの  いかと野莱の炒めもの


下味をつけた
いかと野菜の炒めものです。
ここでは、
いかをさっと下ゆでして炒めるという、
あっさりした調理法にしましたが、
油っこいほうがお好きでしたら、
湯に通すかわりに、
油に通すとよいでしょう。
いかと野莱の炒めもの

油に通すことを走油と申しますが、
油に通すほうが、油っこくなるだけでなく、
むしろ香りは増しておいしくなります。

ただ、私どもはあっさりした味を好みますので、
つい、湯通ししてしまうのです。
日本の方は、
比較的あっさりした料理を好まれる方が多いようですが、
お若い方なら、油通しのほうがよいかもしれません。

いかは熱を加えすぎると堅くなってしまいますから、
下ゆでにしても、炒めるにしても
なるべく短時問でさっとおやりください。
そのためにも、湯は充分沸騰させ、
油は煙が出るくらい熱しておくことです。



材料
いか 1ぱい
いかの下ごしらえ用
小さじ2分の1
大さじ2分の1
片栗粉 小さじ1
調味料
淡口しょうゆ 小さじ2
小さじ3分の1
こしょう 少々
ごま油 小さじ2
片栗粉 小さじ1
その他材料
干し椎茸 3〜4枚
たけのこ(ゆでたもの) 小1と2分の1本
にんじん 3分の1本
わけぎ 1本
しょうが(薄切り) 5〜6枚
大さじ2
小さじ2分の1
大さじ2


作り方
1. いかは薄皮をむき、かのこ目に包丁を入れ、一口大に切ってから、塩、油、片栗粉を合わせて混ぜたものをまぶします。
2. 湯を沸騰させ、いかを堅くならない程度にさっとゆで、よく水けをふきます。
3. 淡口しょうゆ、塩、こしよう、ごま油を合わせてよく混ぜ、さらに水溶きの片栗粉も混ぜてからゆでたいかを入れ、下味をつけます。
4. 椎茸はもどして石づきを取り、たけのこは薄切り、にんじんは花切り、わけぎは乱切りにします。
5. 鍋をよく空焼きして油大さじ1を入れ、熱くなったらしょうがを入れて炒め、わけぎ、たけのこ、にんじん、椎茸も加えてよく炒め、塩をふって混ぜ、取り出します。
6. 油大さじ1を足し、よく熱して油から煙が出るくらいになったら、下味をつけたいかを入れ、少し炒めてから酒を加え、火を消して野菜をもどし、さっと混ぜます。


調理のポイント
野菜は平均して火が通るように、薄く同じくらいに切ります。
野菜は前もって炒めておき、いかを炒めたらさっと混ぜて温める程度にします。

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