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おいしくて簡単にできる

第56回

ゆで鶏の紹興酒かけ  ゆで鶏の紹興酒かけ


紹興酒をまるまる1本、
ゆでた鶏にかけた料理。
つまり鶏が酔っ払ってしまうほど、
お酒をたくさん使うということです。
鶏肉は塩でもんで洗い、
臭みを取っておきます。

ゆで鶏の紹興酒かけ
塩は熱いうちにすりこむことがコツ。
でもなにより大切なのは、ゆで方です。
湯は決して沸騰させてはいけません。
沸騰させると、鶏肉の皮がやぶけてしまい、
ちぎれて取れてしまったりします。
いちばん弱い火にし、沸騰して泡がボコボコしたりしないように、
気をつけてください。

冷蔵庫へ3日ほど入れますが、
いちばんおいしいのは1週間めくらいです。
でも、そのまま冷蔵庫へ入れておけば、半月でももちますから、
暇なときにお作りになっておいたらよいと思います。

紹興酒が手に入らないときは、
そうですね、焼酎にいたしましょうか。
日本酒だと少し癖がありますので、
むしろ焼酎のほうが、この料理には向くような気がいたします。
でも、なるべく紹興酒を使ってください。
独特の香りが鶏肉をいっそうおいしくいたします。



材料
鶏もも骨つき肉 3〜4本
少々
紹興酒 1本


作り方
1. 鶏肉は塩でよくもんでから水で洗い、臭みを取ります。
2. 鍋に水10カップを入れて火にかけ、沸騰したら鶏肉を入れ、いちばん弱い火でふたをして15分間ほどゆでます。
3. 取り出して熱いうちに塩大さじ1をまんべんなくすりこみます。
4. さめたら丼などに入れ、紹興酒を1本全部注いでふたをし、冷蔵庫に入れて3日おきます。

5.

いただくときに、分量だけぶつ切りにし、汁を少しかけます。


調理のポイント
鶏はゆでる前に塩でよくもんで水で洗い、臭みを取ります。
ゆでるときには、決して沸騰させないようにします。
沸騰させると皮が破けやすいからです。
紹興酒は鶏がさめてからかけます。冷蔵庫に入れておけば半月くらいもちます。

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