今日から食卓が豊かになる
おいしくて簡単にできる

第72回

豆腐と貝柱の蒸しもの  豆腐と貝柱の蒸しもの


本来はれんげからはずして
ひとつずつ皿に並べ、
ゆがいた青菜を中心に置き、
薄いあんをかける料理です。
あんは、スープに塩で味をつけ、
水溶きの片栗粉で
とろみをつけたものです。
でもここでは、
れんげにのせたままの姿が
珍しくおもしろいので、
趣向を少し変えて
れんげごと、並べてみました。
味はちゃんとついていますから、
あんをかけなくてもおいしくいただけます。

豆腐と貝柱の蒸しもの

豆腐は安い材料です。
ですから、家庭料理なら問題はありませんが、
おもてなしのときや料理屋さんでは、
かなり調理に工夫をこらさなければなりません。
その意味では、目新しいこんな料理もよいのではないでしょうか。
これを、豆腐のかわりに鶏ささみをみじんにたたき、
油でのばしてマヨネーズのようにしたもので作ることもできます。
こうして作ると、まるで何で作ったのか、
わからなくなってしまうような味になります。


材料
豆腐(木綿ごし) 2丁
干し貝柱 2個
干し椎茸 大1枚
薄焼き卵 1枚
ハム 2切れ
卵白 1個分
小さじ1


作り方
1. 豆腐はまな板に斜めにのせて軽く重石をし、水けをきってからくずし、卵白、塩を入れて同方向によく混ぜます。これを泡立器でさらに手早く混ぜてなめらかにします。
2. 貝柱は水につけてもどし、柔らかくなったらほぐし、水こと火にかけて柔らかくなるまで煮ておきます。
3. れんげに油をぬり、半分の高さまで豆腐を詰め、中央に貝柱をのせ、上から豆腐をかぶせ、平均に形をととのえます。
4. もどして石づきを取った椎茸、簿焼き卵、ハムをそれぞれ2ミリ幅に切り、(3)の上に飾ります。
5. 蒸気の立った蒸し器に入れ、10分間蒸します。


調理のポイント
豆腐は水けをあらかじめよくきっておきます。
貝柱は水につけてもどしてからほぐします。これをさらにゆでて柔らかくします。

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