第122回
さあ、開店です、結果はどう? その2
開店当日 嵐の1日が終わる 売上は40万円を超える

嵐の様な開店初日が終りました。
朝の8時から夕方の6時までのセルフサービスタイムは、
売上が223,600円でした。
ドリンク杯数を1名と考えた場合の客数は530名。
客単価は422円です。
もう少し細かく分析すると

(1)ドリンク平均単価=ドリンク売上高÷販売個数
   121,900円÷530ヶ=230円

(2)フードデザート平均単価=フードデザート売上高÷販売個数
   223,600円(全体売上)−121,900円(ドリンク売上高)=
   101,700円÷530ヶ=192円
となりました。

ドリンク1杯を1人と数えましたので客数は530名、
フード、デザートの販売個数が530ヶ。
なんとフード、デザートの1人当りの買い上げ点数は、
530ヶ÷530人で1.0品。
これにドリンク1品を加えると
2.0品と云う、ファーストフードや
ベーカリーカフェの売上に匹敵する成績です。

通常のセルフサービスカフェでは
商品の買い上げ点数は1.30〜1.60です。
松井さんのお店キャリオカは
商品の買い上げ点数が2.0と抜群なのです。
その理由は、アナナスジャパンの
村田さんチームの応援があったからです。
クロワッサン、チャパタと云った
焼き立てのパンとサンドイッチが
文字通り飛ぶように売れたのです。
お客様の評判も上々です。

夜のセルフサービスの売上は189,080円。
客数は238名、客単価は794円でした。
トータルで客数は768名。
売上は412,680円と40万円を大きくクリアしました。

松井さんはスタッフに一切、
売上目標について話をしてませんでした。
しかしスタッフ1人1人は売上が良かった事を
充分認識していました。
どの時間帯もヒマになった事はなく、
文字通り声を出し続けていたからです。
おめでとう松井さん。素晴らしいスタートです。


『始めての売上のノート、レシート、納品書
どんな立派な社史より重く貴重で
晴れがましい社宝である』


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