弁護士・高島秀行さんが紹介する
事前に備える賢い法律利用方法

第509回
週末起業

最近は、いつ勤務している会社からリストラされるかわからない、
あるいは勤務している会社がつぶれるかもしれない、
給料が減って今の給料では生活できないので
それを補うためなどの理由から、
特定の会社に従業員として勤務しながら、
起業している人が増えているそうです。

これらの生活不安の対策だけでなく、
本格的に起業することを目的としているけれども、
起業してもすぐに生活ができるほどの
収入が得られることは少ないことから、
起業で生計が立てられるまでは
従業員として働いていようという人や、
万が一、失敗したときに路頭に迷うことがないよう、
従業員として働くことを生活の保険にしている人もいるようです。

週5日は会社に勤務して、
空いている時間(通常は土日)で起業することから、
「週末起業」などと呼ばれているようです。

もちろん、週末起業とは言っても、
土日だけでなく、
平日の勤務が終わってからの時間も
起業した事業に時間を割いているとは思います。

何の成算もなく、
いきなり会社を辞めて起業して失敗する人も多いので、
なかなか現実的な起業の方法だとは思います。

週末起業をするに当たって、
どのような事業を行うかというと、
ネット上で商品を販売するネットビジネスや
フランチャイズに加盟して飲食店を営むという人が多いようです。

ネットビジネスは、
ネットビジネスを行うサイト構築を自分でできれば、
初期投資がかかりませんから、
あまりリスクを負わずにすることができます。

これに対し、フランチャイズに加盟して
飲食店を営もうとする人は、
フランチャイズの加盟金やロイヤリティの他に、
店舗を賃借する費用や造作工事費、
人件費などかなり初期投資が必要となりますから、
それなりのリスクを負うので、慎重に行う必要があります。

フランチャイズ本部のセールストークに惑わされず、
自分の目で、事業見通しを判断する必要があります。


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2009年11月26日(木)

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