弁護士・高島秀行さんが紹介する
事前に備える賢い法律利用方法

第558回
保証人紹介トラブル増加中

日本では、お金を借りるにも、
家を借りるにも、保証人が必要です。

しかし、最近では、人間関係が希薄化し、
なかなか保証人になってもらう人が見つからない人が
増えているようです。

逆に、知人や身内に保証人
という負担をさせたくないので
頼みたくないという人も増えているようです。

そこに、目をつけたのが保証人紹介ビジネスです。
保証料を払ってもらって、
保証人を紹介するというものです。

保証というのは、
万が一、不払いとなったときには
全額支払わなければならない大きなリスクを負う行為ですから、
保証人となろうとする人が、
それに見合う対価をもらうのは、当然のことです。

その紹介に紹介料をもらうことも、
合理的なことだと思います。

しかし、国民生活センターによると、
この保証人紹介に絡んでトラブルが増加しているそうです。

では、どういうトラブルが発生しているのでしょうか?

その1つの手口は、単純です。
保証人を紹介すると言って、保証料を先に振り込ませ、
保証人を紹介しない、
あるいは、架空の人物を紹介するというものです。

これは、インターネットで行われているようですが、
詐欺の疑いが強いです。

いつもお話していますが、
インターネット上の説明は、
どこの誰がしているかもわからないし、
本当か嘘かも、確認できません。

料金を先払いするのは、相当リスクの高い行為です。
保証人の紹介料に限らず、
ネット上のビジネスで支払をする場合に、
先払いすることには、慎重になった方がよいと思います。

相手が上場企業など
信用できる企業なら別ですけどね。


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2010年6月8日(火)

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