弁護士・高島秀行さんが紹介する
事前に備える賢い法律利用方法

第564回
株取引からも暴力団の締め出し

野球賭博に関連して、
相撲界が暴力団と繋がっていたということが報じられました。

今後は、相撲界も暴力団等との
縁切りに努力することとなるでしょう。

以前に、建設業界が暴力団等の関連会社とは取引をせず、
取引後わかったときは
取引を打ち切ることにしたというお話もしました。
最近、暴力団排除の話題が多いです。

今日は、証券業界の話です。

証券会社で作る業界団体である証券業協会。
この協会は、株取引から暴力団を排除するため、
新規の顧客が組員かどうかの確認を
加盟証券会社に義務付けることにしたそうです。

暴力団排除が望ましいと言っても、
証券会社が、顧客が組員かどうかを確認するのは難しいです。

そこで、警察庁がデータベースをもとに、
証券会社からの照会に応じるようです。

新規顧客だけでなく、既に取引のある顧客でも、
暴力団組員とわかれば、
取引を中止するそうです。

株取引が犯罪等で得た収益を
マネーロンダリングする手段で利用されたり、
また、資金源となったりもします。

株取引から暴力団等を排除するのは、
大きな意味を持つと思います。

様々なところから、暴力団等の反社会勢力が
排除されてきています。
それだけ、警察が暴力団排除に力を入れている
ということかもしれません。


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2010年7月1日(木)

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