第17回
これぞ王道! オークションで荒稼ぎ! 前編

今回からは三回にわたって
インターネットオークションで儲ける方法を紹介していきたいと思います。
なぜ三回かと言いますと、
オークションの場合「売って儲ける」と「買って儲ける」
という二種類で儲けることが可能です。
ですから一回分多く紹介したいな、と。

最初はまず、ネットオークションの概況をお話したいと思います。
今年になってからネットオークション界には数度の激震が走りました。
まず、一回目は世界最大手のイーベイが日本市場から撤退したこと。
次に、これに合わせたかのように
日本最大手のYahoo!オークションが有料化(註1)に踏み切ったこと。
そしてその有料化に合わせたかのようにビッターズがシェアを伸ばしたこと。

この三点が大きな動きだったのですが、
なかでも特にビッターズの追い上げは激しく、
Yahoo!オークションのデータベースである
「出品者の評価」等を参照できるようにするなど、
かなり掟破りの攻勢に出ています(註2)。
一方のYahoo!オークションは参加者自体がかなり減少しており、
最盛期の約半分近くまで参加者が減少した期間もありました(註3)。

このような動きのなかで
オークション参加者達も様々な変化を見せています。
以前は禁句であった「自分は古物商である」ことを
全面に打ち出した参加者が増えたこと。
これは警察から古物商に対して指導があった為だと思われますが、
これにともない落札者に5%の消費税を請求する出品者が増えるなど、
料金面で問題化しています。
また、Yahoo!オークションが早々と導入を決めた
エスクローサービスがほとんど利用されていない、
Yahoo!オークションに出品だけして
実際の取引は無料のビッターズで行う出品者の登場など、
二次的な弊害も数多く現れています。

このような混沌とした状況にあるオークション界。
その生き馬の目を抜くような中で確実に儲けを生み出す方法、
これを次回より二回にわたって紹介していこうと思います。


註1: 2002年10末現在、Yahoo!オークションでは
参加者全員に本人確認費280円。
さらに落札システム利用料3%。
出品システム利用料10円が出品者にかかる。
また、落札した出品を取り消す場合は別途500円かかるので注意。

註2: 現在は停止中の模様。

註3: 現在は回復基調にあるようです。


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2002年11月6日(水)

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