第37回
地道な作業が勝利を呼ぶゼ! データ入力 前編

このところ難しい職種の紹介が続いたので、
今回から数回にわたって「データ入力」や「レイアウト入力」といった、
初心者でも簡単に始めることが出来る仕事の紹介をしていきたいと思ってます。

まず今回は「データ入力」です。
以前に「文字入力」というカタチで、
いわゆる「ベタ入力(註1)」を紹介したことがありました。
その「ベタ入力」と「データ入力」ではドコが違うのかを紹介していくと
「データ入力」の作業内容が浮かび上がってくると思います。

まず、「文字入力」で使用するソフトウェアはエディターソフトです(註2)。
それに対して「データ入力」では
ほとんどの場合マイクロソフト社の「Excel」を使用します。
もちろん、なかには「Filemaker(註3)」や、その他の表計算ソフト、
場合によっては名刺作成ソフトなどを使用する場合もありますが、
基本的には「Excel」です。
しかも、この場合、様々なソフトを使いこなせるよりも「Excel」一本に習熟し、
深く使いこなせる方がギャラ的にも上を狙える傾向があります。

実際に打ち込んでいく内容は「文字入力」の場合、
手書きの文章を文字データとして打ち込んでいくケースがほとんどです。
一方「データ入力」の場合は、顧客名簿やアンケートの回答内容、
大量の名刺など多岐にわたっています。

用語の基本知識でも両者は異なっています。
「文字入力」で必要となる用語知識は、
「改行コード」「文字、数字の半角・全角」といったレベルです。
しかし、「データ入力」では「タブ区切り」「CSV形式」といった用語は必須の上、
「フィールド」や「ソート」といった
ソフトウェア特有の用語まで知っておかねばいけません。

今回はこの辺まで。
次回では「データ入力」の報酬などもっと詳細な部分まで紹介していきます。


註1: 単純に文字の入力作業だけを行う仕事です。

註2: 文字入力だけに特化した軽快なソフト。
レイアウト機能等は省かれているケースがほとんど。

註3: Filemaker社のデータベース作成ソフト。
全部思い通りに項目を作っていけるというところがポイント。


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2002年11月26日(火)

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