第146回
テクニカルライター 中編

さて前回からの続きです。

海よりも深い専門知識以外に
「テクニカルライター」にとって必要なモノとは?

正解は「難解な技術等を分かりやすく読者に伝える文章力」
なんですね。
テクニカルライターが執筆するような専門的な内容は、
えてして難解になりがち。
それを読者にいかに分かりやすく伝えることができるか、
その辺りもテクニカルライターの腕の見せ所なんですね。
専門知識だけではやっていけないという意味が
分かっていただけたでしょうか?

さて、それではテクニカルライターの実務編へと
突入していきたいと思います。
まず、必要な設備等なんですが、
これは前回お話した通り
コンピュータ系のテクニカルライターだと、まずパソコン。
それも最新ソフトのレビュー記事執筆などの仕事も
考慮に入れると新型の方が良いと思われます。
必要なアプリケーションソフトは
テキストエディタぐらいでしょうか。
この点は普通のライターと変わりないですね。

仕事の流れとしては、まず出版社や編集プロダクションから
仕事の発注があります。
打ち合わせや電話で、仕事内容、締め切り、
具体的な文字数やページ数、画像は必要か否か、
仕事の範囲の確認、原稿料等の確認、
編集サイドのパソコン環境、
入稿時の文字データのフォーマット、
これらを確認してから執筆に取りかかります。

できあがった原稿は、フロッピーディスクや電子メールなど、
編集サイドに指定された方法で入稿します。
この時に機種依存文字などを使用していないか再度確認を。

この仕事の作業効率は、キーボードやマウスといった
入力デバイス、ファンクションキーの使用などによって
大きく左右されます。
できるだけ自分に合った入力デバイスを使用するようにして、
またファンクションキーやショートカットキーを
有効に使うことをオススメします。
ファンクションキーの有効利用に役立つフリーソフトや、
便利な機能満載のキーボードなども発売されているので、
これらを使ってみるのも作業効率化に役立つかもしれませんね。


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2003年3月15日(土)

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