第794回
中国一の金持ちは26歳の女性

先日、アメリカの経済誌「フォーブス」の
アジア版が発表した、
2007年の中国富豪リストによれば、
今年の中国一の金持ちは楊恵妍さんという
26歳の女性なのだそうです。

ちなみに、2位以下は、
2位 許栄茂(世茂集団)
3位 郭広昌(復星国際)
4位 張力(富力集団)
5位 張近東(蘇寧電器)
6位 彭小峰(江西賽維LDK太陽能)
7位 張欣(SOHU中国)
8位 盧志強(中国汎海集団)
9位 栄智健(中信泰冨)
10位 黄光裕(国美電器)
というそうそうたるメンバーが並びます。

こうした中国経済界の巨人たちを抑えて、
今回突然、中国富豪リストのトップに踊り出た、
楊恵妍さんとは何者なのでしょうか。

彼女はアメリカのオハイオ州立大学を卒業後、
父親の楊国強氏が会長をしている
大手不動産開発会社「碧桂園」に入社しました。

そして、2年前に父親から
同社の株式を譲渡されていたのですが、
今年4月の同社の香港市場上場により
保有資産総額が162億米ドル
(約1兆9,000億円)まで膨れ上がり、
一気に中国一の金持ちになった、とのことです。

親からの相続とは言え、弱冠26歳の女性が
中国一の金持ちになったということで、
中国国内では彼女のニュースが大々的に報道され、
中国人の友人と話していても
彼女が話題に上ることがよくあります。

但し、彼女の話題になると「オレは26歳の時、
彼女の1億分の1ぐらいしか貯金がなかった」とか、
「オレは彼女より10歳も年上なのに、
いまだにしがないサラリーマンだ」など、
どうしても自虐的な方向に話が進んでしまい、
場の雰囲気が暗くなる傾向があるようです。

そう言った意味では、
楊恵妍さんは非常に罪な女性なのです。


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2007年11月19日(月)

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