第1319
北京日本人会でも義捐金の募金活動開始

北京日本人会では中国日本商会と合同で、
今回の東日本大震災の被災者の方々を助けるために、
義捐金の募金活動を開始しました。
http://www.nihonjinkai.org.cn/html/oshirase/201103/18-1030.html

義捐金は北京在住の日本人だけではなく、
多くの中国の方々からもお預かりしています。
本当にありがたいことです。
義捐金を寄付して頂いた方々には、
この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

義捐金のほとんどは人民元なのですが、
中国の外国為替政策により外貨にして
日本に送金することが難しいため、
当初は人民元建で義捐金を受け入れてくれる
中国紅十字(ちょんぐぉほんしーずー、中国赤十字)に
寄付する予定でした。

しかし、義捐金の寄付を希望する中国人の方々から
「この義捐金はどういうルートで被災者に届けますか?
中国紅十字に寄付するなら私は他のルートを探します」
と言われてしまいました。
そこで、在中国日本国大使館から
直接日本に送金するルートを開拓して頂き、
最終的には日本赤十字社経由で被災した自治体の
義捐金配分委員会に送金することになりました。

中国紅十字。
どれだけ中国の人たちに信用されてないんでしょうか。

また、北京日本人会婦人委員会は、
在中国ベルギー大使ご夫妻のご厚意により、
3月26日(土)に北京のベルギー大使館で、
東日本大震災のチャリティーイベントを開催します
http://www.nihonjinkai.org.cn/html/oshirase/201103/17-1029.html)。

ベルギー大使夫人はお母様が日本人であり、
また、ベルギー大使ご夫妻は
同国神戸総領事館に駐在中の1995年、
阪神淡路大震災を経験されていることもあり、
今回の地震でも何かお手伝いできることはないかと考え、
大使館を開放してのチャリティーイベントの開催の
お申し出を頂きました。

当日は日本舞踊や二胡の演奏、
日本の軽食の提供やチャリティーバザーがあります。
チケットは大人200元(2,500円)、
収益金は全額、日本赤十字を通じて寄付されます。

被災地から遠く離れたここ北京でも、
多くの人たちがそれぞれ自分のできることをやって、
被災者の方々を助けようとしています。
私たちも義捐金をなるべく早く、なるべく多く
お届けできるように務めてまいりますので、
被災者のみなさんは大変な状況かと思いますが、
もう暫くご辛抱を頂ければと思います。





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2011年3月21日(月)

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