東方広場にあるロールスロイスのショールームです。
中国語では「労斯莱斯（らおすらいす）」と書きます。
最近北京には、ロールスロイスやベントレーなど、
高級車のショールームが増えてきました。
当初、80-100%と高率だった中国の自動車輸入に
対する関税は、WTO加盟後、どんどん引き下げられ、
現在は30%、来年は25%になる予定です。
それに加え、未曾有の好景気で、
とんでもない大金を手にする人が続出、
更に、自分用だけでなく、官僚や国有企業幹部への
プレゼント用としての需要もまだまだある事から、
中国は海外の高級車メーカーにとって、
非常に重要な市場になりつつあります。
現状では、中国で走っている車のほとんどが、
中国で生産されたものですが、
今後、金持ちで、個性を重視する消費者層が
増えていくに従って、高級車の輸入が増加し、
「中国のヤナセ」のような会社が
出現する事が予想されます。

撮影日：2005年6月27日（月）
撮影：柳田洋