うちの近所にある、運動広場です。
2001年7月に北京でのオリンピックの開催が
決定してからというもの、北京市は
「北京市民のスポーツ能力を向上させ、
北京市をオリンピック開催都市にふさわしい、
スポーツ都市にしなければならない」
ということで、市内のそこここに、
このような運動広場を作ってきました。
その運動広場の作り方は徹底しており、
道端などにちょっとした空きスペースがあると、
すぐに運動機器を設置し、
運動広場にしてしまいます。
利用率は予想に反して非常に高く、
ご近所同士でおしゃべりをしながら、
運動に興じる姿が各所で見られます。
2008年の北京オリンピックまであと2年。
「貧乏だったけど、子供の頃から毎日、
近所の運動広場で鍛えて、
オリンピックに出られるまでになりました」
なんていう人が出てくるのでしょうか。

撮影日：2006年5月22日（月）
撮影：柳田洋