中国の国内携帯電話メーカー、
波導（ぼーだお、バード）の
新型携帯電話の広告です。
このMP4携帯電話、写真を撮ったり、
音楽を聴いたりできるのは当たり前ですが、
なんと、映画を見ることもできるそうです。
「なんでわざわざあんな小さい画面で、
映画見ないかんねん！」とも思うのですが、
本来の携帯電話の機能の他に、デジカメ、
ミュージックプレーヤー、
ビデオプレーヤーの機能が、
あんな小さな本体に凝縮されていると思うと、
中国の国内携帯電話メーカーの技術力も、
かなりのレベルまで来ていることを感じさせます。
しかし、中国国内携帯電話メーカーのシェアは、
2003年の60%をピークに下がりつづけ、
現在は40%を下回っているようです。
理由はたぶん、
国産携帯を持っているとカッコ悪いから。
いくら国産携帯がすごい機能を持つようになっても、
メンツを重んじる中国の人たちは、やっぱり、
ノキアやモトローラの携帯を持ちたいのです。

撮影日：2006年6月11日（日）
撮影：柳田洋