■柳田洋・北京からの画像便り No.191
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知財保護
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北京のニセモノ市場として名高い、
秀水市場の入り口に掲げられていた横断幕です。
「知的財産権を保護して、
創造や発展を促進しよう」と書いてあります。
従来は、この秀水市場を始めとしたニセモノ市場で、
ニセモノブランド品が公然と売られていたため、
有名ブランドを多く持つ欧米各国から、
「中国はニセモノ販売を黙認している」
という非難が絶えなかったのですが、
最近では、中国政府もようやく重い腰を上げ、
ニセモノブランド品の取り締まりを強化し始めました。
このため、北京のニセモノ市場では、
店先に堂々とニセモノブランド品が
並べられることは少なくなりましたが、
やはり今でも、店によっては、客が要求すれば、
店の奥からニセモノを出してくるようです。
この辺は「上に政策あれば、下に対策あり」の国。
ニセモノをめぐるイタチごっこは
まだまだ当分の間続きそうです。
撮影日:2006年6月21日(水)
撮影:柳田洋
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