■柳田洋・北京からの画像便り No.192 ■


北京の緑化

歩道の潅木に水をまく人です。
北京ではこの他にも、
潅木にスプリンクラーが設置されていたり、
放水車が木に水をかけたりと、
街の緑化には非常に力を入れています。
元々、北京は乾燥気候ですので、
歩道に植物を植えても、水をやらないと
枯れてしまっていました。
このため、北京市には、
オリンピック開催の是非を決めるための、
国際オリンピック委員会の使節団が
視察に来た際に、
枯れた芝生に緑のペンキを塗って、
無理矢理「緑化」を図った、
という逸話が残っています。
しかし、今の北京は、
そんな逸話がウソのように、
緑の多い街に変貌しつつあるのです。

撮影日:2006年6月26日(月)
撮影:柳田洋


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