■柳田洋・北京からの画像便り No.259
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自転車修理屋さん
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バスで通勤する人が増えたとはいえ、
まだまだ庶民の重要な通勤の足である自転車。
中国の自転車は
200元(3,200円)前後で売られているのですが、
国産の自転車は壊れやすく、
街のそこここの道端に開店している
自転車修理屋さんは、
自転車通勤族の強い味方です。
日本では自転車が壊れたら
「新しいの買っちゃおうか」ということに
なってしまいますが、
この修理屋さん、パンク修理が2元(32円)、
他の修理代も非常に安いので、
中国の人たちは、壊れやすい自転車を
直し直し、大切に乗るのです。
自転車に限らず、日本は
「MOTTAINAI」という言葉の発祥の地として、
「壊れたら新しいのを買う」のではなく、
「壊れたら直してまた使う」という社会に
戻る必要があるのではないでしょうか。
撮影日:2007年9月30日(日)
撮影:柳田洋
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