■柳田洋・北京からの画像便り No.273 ■


CoCo壱番屋

日本のカレーショップチェーン店、
CoCo壱番屋の北京一号店です。
オリンピック会場からほど近い、
華堂亜運村店(ほあたんやーゆんつんでぃえん、
イトーヨーカドーアジア村店)の
フードコートに入っています。
国際都市北京には本格的な
インド料理店は何軒もあり、
そこでインドカレーを食べることはできるのですが、
いわゆる日本のおいしい「カレーライス」を
食べられる店はほとんどありませんので、
CoCo壱番屋の北京出店は、
私たち北京に住む日本人にとって、
大変ありがたいことです。
また、CoCo壱番屋のカレーは
中国の人たちにも受け入れられているようです。
普通盛りのカレーライスが25元(375円)前後と
お値段が手頃であることもあって、
この北京一号店は、休日の昼時に行くと、
いつも中国人のお客さんでほとんど満席状態です。
様々な種類の料理を大人数で少しずつ食べる
中国料理を食べ慣れた人たちには、
カレーライスやラーメンなど、
ご飯ものや麺類など主食のみの単品の個食は
受け入れられないと思っていたのですが、
このCoCo壱番屋や、味千ラーメンに
中国人のお客さんがたくさん入っているのを見ると、
中国の人たちの食に対する思想は、
私が考えていたよりもずっと柔軟であった、
ということを再認識させられます。

撮影日:2008年1月6日(日)
撮影:柳田洋


前 へ 閉じる 次 へ