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4. 挑戦のこころ

一向に成都の話にならないので、じれている方もいらっしゃるかもしれませんが、
少し成都の話をすると、今私は2つの企業の総経理(=社長)をしています。
1つがボウリング事業でもう1つが焼肉事業です。
また、そのほか雲南省昆明のコーヒー事業と
寧夏自治区銀川における研修生派遣事業の支援もしています。

では、私がやったこともないこのようなことを海外で、
しかも、北京や上海のような沿岸都市ではなく
この内陸都市でやっている起点はタイのバンコクにあります。

私の海外の生活の第一歩はタイのバンコクでした。
当時、日本の大学を卒業して、日本のMBAのコースに一旦入学し、
そこからの交換奨学生という形で、
バンコクの王立チュラロンコーン大学の大学院にいった私は、
日常生活に使うタイ語も、授業で使われる英語も、
そして始めて触れる国際経済の金融・貿易理論もまったくわからない3重苦でした。
あまりに辛くて授業中に自然に涙が溢れ出て、まわりの友人を心配させたものです。

必死に2年のコースを1年で卒業した後は、
韓国のソウルに、そして当時まだ先行き不透明な国といわれていた
中国の大連という町にやってきたのでした。

すべてに共通しているのは、
「やったことのないことをやる」
「迷うぐらいなら行動してみる」
一言で言うと、“挑戦”です。

この私の習慣が結果として邱先生との出会いにつながり
今の事業につながっているのです。

次回は、邱先生といっしょに行った初めての中国の話をご紹介します。


2007年4月16日(月) <<前へ  次へ>>