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94.年初には自分のミッション(使命)づくりを

短い旅でも長い旅でも、
自分の向かう方向さえわかればそこにたどりつけるものです。

同様に人生にも、向かうべき方向とその方位磁石さえあれば、
まあ大きく進路を外れないし、だいたい目的地につけるはずです。

したがって、私は
「向かうべき方向=ビジョン
(目みえてイメージできる理想的な状態)」
「方位磁石=ミッション(より具体的な行動指標)」

を定期的に明確な言葉とグラフで書きとめ、
それを一週間の目標設定と時間配分を考える際に
眺めることにしています。

その中身は
・ライフミッション:自分の人生全体を通じて行うべきこと
・中期的ビジョン:時間を区切って達成したい状態
・役割別のミッション:自分の役割*ごとのミッション
*(たとえば、私は、会社の社長であり、
父や母を中心とした家族の一員であり、妻と子のパパでもあり、
(友達にとって)友人であり、
そして自分の人生に責任を持つ船長でもあります。)
・ビジョンピラミッド:自分の長期ビジョンを
 「経済・物・お金、過程、社会・仕事、教養、健康、人格」
 にわけて表すもの
・そして邱先生にいただいた言葉、昔和尚さんにいただいた言葉等
・最後に、自分の80歳の誕生日の模様を言語化したもの
 =ライフビジョン
という構成になっています。

特に最後の80歳の誕生日の模様というのは、
おそらく聞いただけで
ちょっと笑ってしまいそうなことだとは思いますが、
本人の私はいたってまじめです。

その昔、邱先生の下で仕事がしたいと先生にお手紙を書きましたが、
その中にも
「80歳になったときに、より多くの人に感謝されていたい」
と書いてあります。

結局最終的には、
人に感謝されつつ幸福な人生を歩みたいわけです、私は。

この内容は、1年に1回しか変えることはありません。
でも逆に、1年に1回はこういったことを、
自分の人生について真剣に真剣に考えることをお勧めします。

私も、すべてが自分の思い通りになっているわけではありませんが、
少なくとも20歳を超えて自分が強く長く想い描いたことで
達成できなかったことは1つもありません。
(10数年かかってやっと達成したものもあるので
あまり大きな顔はできませんが)


2009年1月5日(月)

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