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161. 感動のお医者さん

とあるお医者さんに出会って、
商売の原則と人間としての美しいあり方を確認しました。

私の下の子供は、食物アレルギーがあり
ずっとあごにひどい湿疹がありました。
かわいそうに思っているおり、前回の日本滞在時に
良いお医者さんがいると友人より紹介されました。

初診は、予約が出来ないので朝9時半ごろ行ってみると、
待つこと小一時間ぐらいで診察をしてもらえることになりました。

その時点で、待合室には
“わんさか”という親と子供で溢れていました。

我々が診療室に入ると、まだそこには誰もおらず待つこと数分、
優しそうな顔をしたお医者さんがやってきました。

いろいろと病状を聞き、我々が今中国にいることを聞くと
ちょっと驚いた様子で、
なおさら親身に話と相談に乗ってくれました。

我々も知らないこと不安なことが多くありましたので、
思わず多くの質問をすると、あっという間に30分が過ぎました。
さすがに先生も時間が気になった様子ですが、
それでもじっくりと我慢強く相談に乗ってくれたのでした。

診察室をでると、さきほどの2倍近くはいるかと思われる人の多さに
おもわず圧倒されました。

そして、その先生はその次の診療の時も
多大な時間を我々にさいてくださり、
診察と応援をしてくれたのでした。

何を言いたいかというと、
この先生の病院がはやって当たり前だということです。

はやる店もはやる病院も理屈はまったく同じです。

「親身なサービスに顧客が感動し、
どうしてもまた来たいと思うこと」

もうこれに尽きるわけです。

顧客のために何とかしてあげたい。

患者のために何とかしてあげたい。

こんな態度に我々は感動して、
思わず「ねえ、すごいお医者さんがいるんだけど」
「ねえ、すごいいい店があるんだけど。」と口コミをやるわけです。

商売がいかに簡単か、思い知らされたお医者さんでした。

心より敬服しました。「なおやこどもクリニック」


2010年4月26日(月)

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