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3.養生の楽しみは50歳から!?

養生では「欲望を抑え、身体に悪影響を与えることをしない」ことが重要です。
食欲、睡眠欲、性欲。どれも控えめにしないと、
欲望には底がなく、エネルギーの無駄に使って身体によくありません。

そんな話題をある人と話していたら、
「食事は粗食、お酒、タバコは控えて、早く寝る。
とてもじゃないけど、そんな生活して何が楽しいの?早く死んでも好きなことをするよ!」
と言われてしまいました。
少しの節制が出来ないため、なんとなく正論っぽい「言い訳」を言う人がたまにいます。
(タバコを吸う人に多いような。。)
そんなに自暴自棄にならなくても。。

健康・長生きを実践する上で、貝原益軒が書いた健康指南書、
「養生訓」はとても参考になります。
江戸時代にロングセラーになった本です。

貝原益軒は江戸時代の本草学者・儒学者で、自身の養生方法を実践し、
福岡・黒田藩の役目を70歳で退いてからも数々の著書を執筆し、
83歳の時に「養生訓」を著し、84歳までの長寿を全うします。
養生と生涯現役を実践した人物です。

私のお気に入りの部分を下記します。
「養生訓」(絶世健美・現代語訳)
「人が楽しむべきことは3つある。
1つ、後ろめたいことを一切せず、よい行いをして堂々と人生を楽しむこと(心の楽しみ)。
1つ、病とは無縁の健康な生活を楽しむこと。
1つ、人生を末永く楽しむこと。」
「人間は50歳にならないと智恵は開けず、人生の道理や楽しみも分からない。
養生して長生きしなければ学問や知識も究めることは出来ない。」

年をとるに従って体の機能が衰えてゆきますが、
同時に智恵が開花して「知的な楽しみ」が増えます。
それを長く楽しむには、若い頃からの養生が大切だということ。
「養生訓」は84歳まで現役で活躍した貝原益軒の養生の方法や
心構えが分かり易く書いてあります。

とても参考になる本ですが、「べき」、「べからず」といった表現が多く、
人に薦めて読んでもらってもそう簡単に生活習慣を変える人はいません。
養生に関して、周囲の人に実践して貰いたいことは、
まず自分がお手本になるしかないようです。

<つづく> 

絶世健美ホームページ www.zessei.com


2008年2月9日(土)

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