たとえば、「高血圧吃什么好？」
（高血圧には何を摂取したらいい？）といった具合です。
すると、大抵のことは
「百度知道（百度は知っている）」という掲示板に
同じような問題とその回答が出ています。
高血圧についての検索結果では、
まず病院広告、健康診断の広告、次に食事のレシピ紹介やら
お勧めの漢方処方紹介のサイトに辿り着きました。

中国には２億５千万人のインターネットユーザーがいて、
その人達はある程度購買力のある層です。
そういう人々がインターネットで仕入れた情報を参考にして
その先で消費が生まれます。
したがって、百度で検索された言葉は、
中国人の消費者動向を知る上でかなり参考になります。

ちなみに「高血圧には何の薬を飲んだらいい？」
と検索した人はなんと１日に１千万人いました。
これを検索した人はかなりの可能性で高血圧か
もしくは周りに高血圧の人がいると推測されます。

これはある日に測定した検索数です。
こうして比較すると中国人の検索ユーザーの多さに驚きます。
また、アンチエイジング（抗衰老）という言葉は
日本ほど関心のあるキーワードでは未だないようです。
勿論、すべてを鵜呑みにすることは出来ませんが、
中国では一日に1000万回も、高血圧症の解決策を
探すためのアクションが発生しているのは確かです。

それにしても、これだけ多くの人達の所得が上がり、
将来中国が世界一のマーケットになるのを想像するにつけ、
とてもワクワクしてしまいます。
絶世健美も少しでも多くの方の問題解決になるよう
化粧品と健康食品の商品企画に勤しんでいます。

＜つづく＞
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