トップページ > 絶世美人便り > バックナンバー

   毎週金曜日更新

114.やっぱり人事の仕事はやりがいがある

ここ最近、人事問題が2つ続きました。
1つは会計責任者の女性が交通事故で意識不明になり、
1週間も面会謝絶の状況が続きました。
夜中に青色の横断歩道をわたっていた時に
飲酒運転のドライバーに轢かれたのです。
心配でならない日が続きましたが、
彼女は大変幸運にも意識が戻り、
現在ではだいぶ回復して仕事に復帰しました。
実は私の乗ったタクシーも夜の酔っぱらい運転にぶつけられ、
ひやっとした事がありますが、
まさかスタッフがこんなことになるとは。
交通事故なんかで死んだら悔やみきれませんから、
皆さんもぜひ周囲に気をつけてください。

もう1つは、事務処理能力が高く、
私の右腕のような存在であったZさんの寿退社です。
私がまだ中国語をぜんぜん喋れない時から、
「あれをこうして」と言葉になってない事を言っても
「こういうことですよね」とサポートして来てくれた
私の大きな支えでした。
Zさんの旦那さんは私と同じ年の32歳。
北京ではこの年齢での結婚は晩婚になるそうで、
旦那さんの親御さんが子作りもするようにと双方を説得して、
Zさんは退社することになったのです。
よくもこう続くものです。

人材はより求められるところへと流れます。
だから会社組織は、より相応しい人材が流れ込んでくるように
必要な人物像を具体的に描くことがとても大事かと思います。
ところで、
ユニクロの柳井さんの本に感銘を受けた部分がありました。
「人材は経営者の手足ではない。」
ユニクロのような世界的企業の社長の言葉とは思えませんでした。
ワンマン社長の手足となって
忠実に行動する部下が必要な場合もありますが、
手足はずっと手足のままで満足するはずがないし、
それに満足する人間は必要とされない、とあります。
それぞれが手足となり、同時に頭脳になる必要があるのです。

私たち絶世健美も日本の文化をそのまま受け入れて
手足として動いている人材を探していた時期もありました。
しかし、日本のビジネスモデルを中国にそのまま持ち込んで
成功できるケースはまれです。
日本人の感性や技術、企画を
中国流にアレンジしなおすケースが多いのですから、
やはり、現地のスタッフが如何に輝いて仕事できるかに
成功の鍵があります。
理想のパートナーがやってくるように
日々魅力的な会社作りに取り組んでいます。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年3月26日

<<前へ  次へ>>