トップページ > 絶世美人便り > バックナンバー

   毎週金曜日更新

123. 日本人からハードワークを引いたら?!

先日、北京の友人が開催する料理教室に参加しました。
12人の参加者が2組に分かれて料理を作りました。
ちょうど日本人と中国人の人数が半分だったので、
日本人チームと中国人チームに分かれました。
先生の指導のもとで料理し、完成後にみんなで食事したのですが、
参加した中国人と日本人の個性の違いが現れて
とても面白かったです。

日本人チームは始めて会う人同士ということもありましたが、
役立たずだと思われないように、口数も少なくもくもくと作業し、
それぞれが手際の良さを競うように料理に没頭していました。
手が開くと決まり悪そうに、誰かのサポートにまわりました。
完成した料理は先生の指導通りでした。
一方の中国人チームは好きな人が好きなパートを担当して、
食べるだけの役割の人もいました。
のんびりゆるやかに料理を楽しみ、
出来上がった料理も個性的なものでした。

休日余暇の時間のことです、こんなことで比べられたら
中国人チームにいた人は不本意と思うでしょうし、
私もこの結果でどちらの民族が優れている等と
判断するつもりはありません。
それでも、価値観というのがよく現れていたと思います。

日本人チームは料理の決められたやり方に忠実に
管理された環境のなかで工夫し、それぞれの役割を見つけて、
それが料理に現れました。
私も休日でしたが、料理に必死になって
出来上がりには満足しましたが、
リラックスしたとは言えませんでした。
中国の方に言わせたら「もっとリラックスして楽しみましょうよ」
ということになるかもしれませんが、それなりに楽しんでいました。

中国チームはそれぞれがやりたいように楽しんで、
料理する人、見るのを楽しむ人、食べるのを楽しむ人までいて、
集団なかの役割にこだわることなく、楽しんでいる様子でした。
以前にも中国の友人達とバーベキューをしたことがあるのですが、
日本人の私たちは網の周りを仕切り、火を上手におこすこと、
肉を美味しく焼くことをゲームのように楽しみ、
中国人の友人達は食べる役割に回って、
「日本人はよく働いて偉い。ありがとう。」
とまで言われてしまいました。
日本人の友人と「BBQの楽しみが違うよネ」
と顔を見合わせたことがありました。

私は中国3年目になりますが、
この大国が大きなスケールで成長して、
豊かになる様やとても優秀な人間に触れるにつけて、
日本人として、もっと頭を使ってよく働かなければならない、
と思わされることがしばしば。
私個人としましても、中国に出稼ぎに来ることを決めた
当時の初心を振り返るこの頃です。

<つづく>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年5月28日

<<前へ  次へ>>