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145. 王先生を囲む会メモ〜自分を大切に(2)

先週に続いて王先生を囲む会メモの続きです。

〜講義メモはじまり〜

ある患者さんを診察していたときのことです。
その方が
「王先生、私はガンですが70歳以上は生きたいんです」
と打ち明けてきました。
65歳の患者さんでしたので、
私が「70歳は問題ないですよ。
どうして80歳とか90歳と言わないんですか?」と聞くと、
「親戚に70歳以上生きた人がいないんです。」
としんみり答えました。
自分の寿命を勝手に制限するのは間違いです。
「絶対に100歳まで生きる!」
こう決めるとエネルギーが沸いてきます。
そして、50歳になったら「私は25歳だ」、60歳で「30歳だ」、
80歳になったら「40歳だ」と気持ちを若くもつことが大切です。
気持ちの若い人の友人はご老人ばかりではないはずです。
若い人とたくさん付き合いましょう。
私の病院には20代、30代の医師がたくさんいて、
私は彼らからエネルギーを貰っています。
もし私の病院の医師が70歳、80歳ばかりだったら、
私は日本に来る元気もなかったでしょう。(笑)
歩くときも、自分は若いと思って、サッサッと歩くこと。
年寄りの歩き方をしていたら、
本当によろよろになってしまいますよ。

みなさんは自分を自分で変えてゆくことができます。
他人のことを変えるのは難しいですけど、
自分は変わる事ができるんです。
また、現実が変わらなければ、事実を尊重して、
環境が変わらなければ環境に適応してゆく気概が大切です。

もう一つ重要なのが、パートナーの存在です。
愛情は強いものです。
そして、健康と切っても切れない関係があります。
70歳で一年も持たない状態のガン末期の患者さんがいました。
食道がん、胃がん、腸がんを患い、
ご自身で私はがんのデパートと仰っていた方です。
その方が35歳の素敵な女性と結婚したのです。
はたして、その後10年間お元気でいらっしゃいます。
わたしの薬の薬効というより、
愛情の力が一番大きかったんじゃないでしょうか。
中国の100歳以上の長寿者は
夫婦で長寿ということが多いんです。
単身の方はぜひ明日から愛する人を探してください。
ご夫婦のかたはパートナーを大切にしてあげてください。


その他、王振国先生の治療の特徴である、
中西結合(中国医療と西洋医療を合わせた)治療の説明では
漢方の偉大な点は副作用が少なく、
手術をしないでもよいケースがあること、
西洋医学の副作用を漢方で緩和できる点を
挙げていらっしゃいました。
また、王先生の最新研究である、
ダメージのある細胞を修復する「幹細胞」治療についても
ご紹介がありました。
ご興味のある方はこちら(1)を覗いて見てください。
1: http://www.zessei.com/drwang5.asp

<来週に続く>
絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年10月29日

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