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154. 永遠の命

絶世健美は漢方化粧品と漢方サプリメントを扱い、
もっぱら若返りの為の商品を追求しています。

邱先生が王振国先生と始められた事業を担当させていただき
早4年になります。

王先生のお仕事を身近に見ていて、
最初は漢方の進化と治療技術に驚きました。
最近の王振国先生は、ヒトの臍帯血から抽出された
「幹細胞」治療の開発に注力されています。
そしてガン等の難病治療を通じて、
ご本人曰く、産業革命、IT革命に続く、
「健康革命」をこの21世紀に起こそうとされています。
王先生がおっしゃる通りヒトの寿命は益々延びてゆくのでしょう。

絶世健美もかかわるアンチエイジング事業の
究極の目的が「永遠の命」だとして、
それが達成できたら良い世の中になるのか?
という問題があります。

ヒトの人口は増え続けていますが、資源は有限ですし、
仕事にあぶれる人も出るでしょう。
また、長生きする人がすべていい人とも限りません・・・。
中国には家族を大切にするよい文化がありますが、
物質主義という疾病に犯されている人も少なくありません。
土地や物、お金の奪い合いによって、
人間は不幸になってきた歴史がありますから、
産業革命、IT革命にも暗闇もあれば、
健康革命にも暗闇の部分があったって不思議ではありません。

80年も前にチベットを訪れたドイツ人イリオンという人物が、
西洋の物質主義を拒み、霊性に重きをおくチベットを訪れ、
百歳を軽く超えた今も若々しい肉体を持つ隠者に出会います。
その隠者は彼に話しかけます。
「恐怖心こそ人の若さを蝕む元凶だ。」
若さを失うのを恐れたとたんに老け込む、と。
「何事も相対的であり、確定したことなどなにもない。
子供のような心をもって生きるときのみ、生きるに値する」
と語ります。

医療技術の進歩から、ますます長寿社会になるのでしょうが、
長生きするのならば、
物質主義の世界に生きながら、共存しあえる世界を望む、
活き活きとして優しい人でいたいし、
そうした事業、輪の内にいたいものです。

王振国先生の発明した商品を私も摂っていますが、
生き金ならぬ、生き薬にするべく、自戒を込めて。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2010年12月31日

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