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196.香港に出稼ぎ

先日は香港邱友会で
「絶世健美」商品のPRをするために香港を訪れていました。
前日の日曜日に香港に到着したのですが、
もう寒い北京とは違い、香港の行き交う人の服装は軽装でした。

香港に何度も来ているのに、今さら気付たことですが、
歩道橋の下や歩道は
インドネシアやフィリピン人と思われる女性達であふれかえり、
多くの人が路上に座って、楽しそうに飲み食いし、
ピクニックを満喫している様子がありました。
公園はガラガラなのに、どうして路上に人があふれているのか?
香港の人に聞いてみると、
「彼女達はお手伝いさんをしていて、
香港は物価が高いから、折角稼いだお金を使わないために
休日には友人同士でこうして路上でピクニックを楽しむんです。
でも、余りにも人数が多くて
香港人の憩いの場所が占領されてしまうほどなので、
ピクニックの場所が指定されたんですよ。」とのこと。
同じ人に聞いた話ですが、
彼女達の給料は4千~5千HKドルということです。
中国大陸の人の平均月給くらいありますが、
こんなにお手伝いさんをかかえる香港のひとは
海外の労働力を上手に使、そして自分も良く働くのでしょう。
勤勉に働き、朗らかな笑顔を見せる逞しい女性達、
そして、香港の懐の深さに感銘を受けました。

世界中で格差社会へ不満を爆発させるデモの様子を
ニュースで見聞きするこの頃ですが、
邱先生がおっしゃるように、
お金は人間よりも足が速く、世界中をかけまわるもの。
お金がなくなる一方のところにジッとしていると、
不満が溜まるのも無理からぬことなのでしょう。
経済発展を続ける中国やインドをかかえる
アジアに生まれたことは幸運だと感じます。

絶世の活動情報 : www.zessei.com


2011年10月21日

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