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51.雲南という清清しさ

雲南省をひとつの候補地として、すでに中国行きを決心していた僕は、
邱先生のコラムで、雲南コーヒー事業の話を目にした時、
跳びあがらんばかりに喜びました。
雲の南でコーヒー栽培、
そして中国の巨大コーヒー市場の可能性に
壮大なロマンを感じました。

運良く会社設立前より、プロジェクトに参加することとなったのですが、
緊張しながらも始めて雲南の地を踏んだ時に感じたのは、
「うわー、気持ちいい!」
でした。

僕の中に不安な気持ちがまったく無かったわけではありません。
夏真っ盛りの8月の初旬でしたが、
カラッとした気候と、少しの淀みもないすっきりした青空が、
清清しい気持ちにさせてくれたのです。
おまけに、のんびりした雰囲気や、行きかう人々のにこやかさもあって、
空気や時間の流れが、やんわりと感じられました。

中国の31の省・自治区の中でも、
雲南省は何か特別な感情を人々に与えることのできる地域ではないかと
思っています。

「どことなく懐かしい感じがする」
「ホッとする、つい嬉しくなる」
「また来たくなる」
実際に多くの訪問者から聞いた言葉です。

さらに言えば、日本で言うところの京都や北海道のように、
名前を耳にするだけで、その地特有の素晴しいイメージが自然と溢れてくるような、
一種のブランドに似た感覚もあるかもしれません。

「雲南」と聞いただけで、
少数民族の多彩な文化や、世界遺産に登録されている古城や棚田、
大自然の秘境や、豊かな動植物に囲まれた世界が、
パッと浮かび上がります。
(まだまだコーヒーが浮かんでこないのは残念ですが。)

雲南に来て良かった、と心から思う僕が、
次回よりこの場をお借りして、雲南の素晴しさを
少しだけご紹介してまいります。


2008年3月14日 <<前へ  次へ>>