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36.中国人横綱力士誕生か!?

みなさんこんにちは
突然ですが、みなさんは
中国人と聞いて、何が頭に浮かんできますか?

私はずばりチャイナタウン(中華街)ですかね。
いろんな理由で世界へ羽ばたいていった中国人は
その地でその国の技術を覚え自分のものした人が居たり
また、ある人はその町にいる中国人同士で力を合わせ
その地にチャイナタウン(中華街)を作ってきました。

ふとこう考えて、世界中を見渡してみたところ
意外とチャイナタウン(中華街)ってどこにでもあるんですよね。
大なり小なり中国風の建物が軒を連ね、
その一画だけは完全に中国になってますよね。

それだけに、中国人は中国人同士のコミュニティを大事にし
力を合わせ、その町で商売を始め、一儲けしようと思い
立ちあがるスピードがかなり速いという事でしょうか。
さすが商売魂はすごい。

さて本題です。
ここについ先日行なわれたばかりの大相撲名古屋場所の番付表があります。
それを眺めると両横綱は皆さんご存知モンゴル出身力士
をはじめ色んな世界から力士を集まってきています。

いまや、相撲の世界では当たり前になってしまいましたが
じーっとその番付表を眺めていると
大勢の外国出身の力士に混じって見落としそうになりましたが、いました。
そうです、中国人力士がいたのです。まだまだ番付的には十両力士をはじめ、
下の方ですが頑張っているのです。

数十年前から、日本人が野球やサッカーなどで、世界へ羽ばたいて行き、
そのジャンルの先駆者となりチャンスの幅を広げてくれたように、
中国人にも同じように
色んなジャンルで世界へ出て行く時代が来ているということが分かります。

上記の力士はそれがただ単に日本へ行く。というだけではなく、
チャンスを得るには今まで誰も成し遂げていなかった
中国出身の大相撲力士で先駆者にならなきゃ!
そう思い覚悟をもって日本にやってきたのでしょう。
自国を離れ、旅立っていくには勇気も必要ですがそれ以上に
得られる事が多いということに気づいていたのでしょう。

この力士が私の書いたように思っていたかどうかはわかりませんが
チャンスを掴む為に日本へ行ったのは間違いないと思います。

今、私たち邱永漢グループの方たちも少なからず
チャンスを掴むためにここ中国へ来ている方たちばかりですので
私も非常に多くの刺激を頂いております。
ありきたりですが、チャンスは向こうからは来ない。
チャンスは自分で掴めとはまさにその通りだなと常々感じます。

兎に角、この中国人力士がこれからチャンスをものにしていけるか
どうかは番付表を注意深く見守っていくより他はありませんね。

中国人横綱力士、ついに誕生へ!!
こんな記事が新聞に載る日がいつか来て欲しいものです。
ちょっと大袈裟でしょうか?


2008年7月30日(水) <<前へ  次へ>>