トップページ > 云南珈琲のすすめ > バックナンバー

   毎週水曜日更新
12.雲南子育て日記 ~ともちゃん雲南へ~
「ニーザオ,ラオシ(您早,老師)!!」
今日もともちゃんは元気に幼稚園バスに揺られて、
朝日を浴びるコーヒー畑の中を出かけて行きました。
娘は加工場から6キロ離れた
地元の幼稚園の小班(年少組)に通っています。
雲南の幼稚園に通い始めてから、早くも1年半、
娘は3歳7ヶ月になりました。
私たちより3ヶ月遅れで雲南にやって来た娘が、
雲南に来たのは2歳の誕生日の前日。
今では雲南訛りの中国語を両親よりも上手にしゃべり、
お友達や従業員との
コミュニケーションの通訳にもなってくれるほどです。

ドミニカ共和国で途上国支援の仕事の経験のある私たちですが、
このような場所に小さな子供をつれて、
育児をしながら仕事をするということには当然不安があったし、
大きな決断が必要でした。

私たちは出発前、雲南の保山の医療・教育・生活情報が
ほとんど手に入りませんでした。
その為、最初の3ヶ月間、
私たちは自社コーヒー農園と周辺産地の調査をしながら、
病院や娘と同じ年ぐらいのお友達が集まる幼稚園を探し、
居住する加工場の危険箇所の確認と補修をしました。
娘は日本の病院で予防接種のスケジュールを組んでもらい、
肝炎や狂犬病などたくさんの予防接種を受けました。

悩んだのが、日本から持ってくる育児用品の絞り込みです。
持って行きたいものは山ほどありましたが、
現地で調達できない、代用できない必需品は次の5つでした。

1.紙オムツとお尻ふき
2.フォローアップ粉ミルク
3.電池式液体蚊取り線香(ベーブ)
4.多機能、高性能のおんぶ紐 
5.サランラップ

本音を言えば、
日本のお菓子もおもちゃも山ほど持って行きたかったのですが・・・
限りがあります。
ミニカでも実践してきた「郷に入れば郷に従え」をモットーに、
無い野菜や食べ物は
種をまいたり素材を調達して作ることにしました。
幸いに果物はとってもおいしくて
種類が豊富で毎日のおやつに事欠きません。


2010年2月24日(水)

<<前へ  次へ>>