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30.素晴らしき苗の成長
さて、今は雨季真っ盛り。
最高気温38度、湿度も高く蒸し暑いうだるような毎日です。
しとしと降り続く雨の中、スタッフ一団となって、
雑草と施肥・害虫の管理の農作業に追われています。

今年で私たちも3年目となりましたが、
今年は今までで一番素晴らしい苗ができました。
青々とつややかに茂る葉を見ると
心から嬉しさががこみ上げてきます。
茶色がかった新芽はティピカ特有のものです。
以前紹介した中南米の苗作りを参考にして作った6ヶ月苗も、
雨季に入ってからの気温の上昇の影響で順調に成長しています。
定植してからも苗が順調に成育するようであれば、
雲南でも6ヶ月苗の導入が可能になります。
導入できれば雨季の苗作りの労力を乾季に移行でき、
農園の管理がより効率的になることでしょう。

農園では3・4月に開花したコーヒーの実が、
10月から始まる収穫にむけてぐんぐん大きくなってきています。
コーヒーの実の大きさは遺伝的に決まっているといわれています。
樹齢にもよりますが、性質を最大限出す為には、
栽培中の水と肥料の量の管理が大切になります。
昨年は干ばつの影響が出てしまったので、
今年は降水量に応じた、一番いい環境を作っていきたいと思います。

写真を見ていただくとお分かりなるように
コーヒーの樹木の根元には雑草が多く茂っています。
しかし雑草は
きれいにすっきり抜いてしまうというわけではありません。
傾斜がきつい為、土が完全に露出させると
土砂崩れの可能性も出てくるからです。
コーヒーと共生できる雑草を残して他を除草していくのです。
有機栽培では、害虫と天敵、コーヒーとの共生植物など
バランスの取れた生育環境を作り出すことが大切です。

雨季は9月の下旬まで続きます。
コーヒーチェリーの収穫の日まで日々重労働に勤しみます。


2010年6月30日(水)

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