ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第245回
漢方生薬はまだ騰がるのか?

漢方生薬の値段が上がっている――、
中国の地震・買占め・物価高で
薬品市場に急騰異変が起こっている――、

しかし、大半の医薬品を含め
石油由来の製品が主流となっているようにみえますが
まだまだ、天然の草根木皮=生薬を出発原料とし、
複雑な化学反応を経て作られている一般薬が多い・・・。
ですから、漢方薬が高くなるというだけでなく、
これからは、洋の東西を問わない、
薬の値段の高騰に響いてくる――、
という話の続きです。

さて、四川大地震から1年で、
僕の服用している漢方煎じ薬の値段が、突然、
70%も騰がったのですから、
今後、いったいどうなるのか?
早速、僕なりに、中国や香港や台湾の製薬会社の
幹部に確かめてみました。
以下、まとめると次のように、
なかなか厳しい見通しでした。

「漢方生薬の価格上昇は様々な要素があります。
例えば人件費、材料、運賃、
土地コストや、品質要求における鑑定、
現況における医薬趨勢と展開が
漢方生薬の値段を上昇させる原因と言えるでしょう。
また、昨年のニュースの通り
四川大地震による影響が引き金となり、
生薬価格が上昇する一方、
中国の製剤企業による
生薬の買占めの動きも活発です。
生薬価格の今後につきましては、
長期的に上昇は続くであろうと考えられます。
上昇率も、5〜20%位と予測されております。
また、その上昇率のなか
特殊生薬、薬材の需要による
価格上昇は含まれておりません」と。

では、僕が愛飲している
漢方複合薬の天仙液の方はどうなるのか?
これも心配になってきて取材をして見ました。


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2009年7月19日(日)

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