ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第401回
悪い≪デフレ≫を生きる知恵・2

来年から2年間は、
デフレ+円高不況=デフレの罠=
デフレスパイラルから逃げられない――、
まさに「悪い世の中」に突入した――
という話の続きです。

デフレスパイラルとは、
皆さんもご存じのように、
次のような経済の悪循環で、
不況から抜け出せなくなる状態です。
「雇用と所得の悪化」→「消費の冷え込み」→
「激安価格競争」→「企業収益の悪化」→
さらなる「雇用と所得環境の悪化」・・・。

では、どうすれば、
この未曾有のピンチをチャンスに変えられるか?

「不況」といえば、大昔の話となりますが
30年前、僕が「週刊ポスト」の編集長で、
円高不況に見舞われたときのことを思い出します。
いくつかの雑誌編集の経験から、
こうした経済のピンチのときに、
もっとも頼りにならないのが、
日頃から高邁なことを喋っている経済学者や
アナリストと呼ばれる人たちだと直感しておりましたから、
すでに当時、「お金の神様」として
多くの投資家から慕われていた邱永漢さんの
事務所の門を、僕は叩いたのです。

そして不況の時にこそ、
多くの読者が知りたがっている
「ピンチをチャンス」に変えるための
実践的処方箋のエッセイを
書いていただくことができたのです。
その時の題名が
「悪い世の中を生きる知恵」という、
そのものズバリの素晴らしいものでした。
誰しもが求めていたタイトルでしたから、
読者が殺到したことはいうまでもありません。

さらに、次の年は
「不死鳥は円高の灰の中から」という
パワー溢れるタイトルを頂きましたから、
(単行本化のときは「円高に克つ」と改題。
この本は10万部ほど売れました)
「週刊ポスト」も、それまで60万部で逡巡していたのですが、
あれよ、あれよという間に100万部の
ナンバーワン雑誌にのし上がってしまったのです。

続きはまた明日。


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2009年12月22日(火)

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