ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第13回
なぜ、いま≪希望学≫か?

ことしのテーマは≪希望≫です。
なぜ、このテーマ・キーワードを思いついたか?
そのきっかけについて
もう少し、話をしておきたいと思います。

昨年夏、50代の生き方雑誌「いきいき」の
別冊付録「ふくふく」の編集者が取材に来て、
10月号にインタビュー記事が載ったことがありました。
それが、≪希望をもつと知恵が身につく。
知恵がつくと縁が開ける。
そうやって10年すごしてきました≫
・・・と題するものでした。

こと、ガンに限りませんが、
人間が必死に努力を積んでも、
社会の制度を改善しても、
また科学技術を磨いても・・・
個人の希望達成、自己実現の道が
さらに多難になって来た・・・こう痛感していたのですが、
「関根さんに≪奇跡の生還≫をもたらした
パワーは何だと考えますか?」
と質問されたのです。

3つのパワーを上げて答えました。
1番目が「温和力」=体を温めること
2番目が「排毒力=体内に毒素を溜めないこと。
3番目が「希望力」でした。

そして、温和力は湯たんぽや温かい食べ物で、
排毒力は排泄を促す玄米や根菜類を食べる
・・・この養生努力の結果、
掴むこと出来ると説明したのですが、
インタビュアーが執拗に聞いてきたのが、
希望力を高めるにはどうするか?という質問でした。

咄嗟に、僕の口から出たキーワードが
≪縁≫と≪運≫という言葉でした。
つまり、「ガンを治したいという≪願望」≪希望≫は、
決して最新の医術がもたらすものではありません。
患者が知恵と努力をいろいろと工夫することによって
≪縁≫が広がり、思わぬ≪運≫がめぐってくる・・・
そして、希望が達成されるのです」と。
僕は、哀しさと喜びの交錯した
10年闘病の歳月を思い浮かべながら
思わず、この実体感を喋ってしまったのです。

そして、前にもこのコラムで紹介しましたが、
「人は生きる希望をもつことで知恵がつき、
知恵がつくことで運がまわってくると言います。(略)」
というインタビュー記事が掲載されたのです。

その頃、タイミング良く、≪希望学≫という学問が
新たに脚光を浴びているということも耳にし、
こちらは「希望は社会の産物だ」という
社会科学的な視点の研究のようでしたが、
僕は、より、実体感に基づいた
いのち学的な≪希望学≫――として、
「希望→知恵→努力→縁→運→」という風に
エネルギーの発展構図を整理して、
僕なりの≪希望学≫を提案しようと決めたわけです。

この希望達成の発展構図については、
≪希望→知恵→努力→言葉→縁→運→ときめき≫
と、3段宇宙ロケットを真似て、
≪生命エネルギーの7階層上昇図≫として完成させたことは、
まえにも紹介しました。(*第1回に掲載)


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2010年1月13日(水)

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