第29回
毎朝のトキメキ気功・3
心のトキメキを呼び込む
「毎朝のトキメキ気功」には
「耳のアンマ気功」と「シャワー気功」がある――
という話の続きです。
(鵜沼宏樹著「一日の簡単気功レシピ」より)
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●≪シャワー気功≫ (排毒功)
シャワーを浴びて体表の汚れがを落としながら、
イメージで体の中の汚れも
同時に流れ落とします。
体の内側にもシャワーが浸透し、
頭の中、頸、胸、お腹、腰、手、足と
体内の汚れが落ちていきます。
最後は手の労宮と指先、
そして足の湧泉から汚れが流れ出て、
排水口深く入っていくところまで想像します。
≪ポイント!≫
必ず汚れを完全に流しきったところまでを
イメージして終了します。
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ちなみに、こうした鵜沼宏樹さんの
「簡単気功法」を行なうときは、
「鼻で吸って口で吐く」という呼吸法が基本だそうです。
以下のように解説しています。
「鼻で息を吸うと、
鼻腔の繊毛や粘液といった
自然の空気清浄器兼加湿器によって
多くの病原体や埃などをカットでき、
また充分に加湿された空気を
肺に届けることができるということがあります。
吐くときには、
鼻から吐くより口から吐く方が
筋肉の力がぬけ、
伸びやすくなるということがあります。
また、口から吐く方が勢いよく吐けるので、
次の吸気の段階で楽に空気が入っていきます。」と。
ただし、静かにして呼吸に注意を向けるときには、
鼻から吸い、鼻から吐く・・・というように
するとのことです。
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