ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第217回
ガンは「叩く」べきか、「癒す」べきか(2)

あちこちの患者団体から
「海外で承認されている
最新治療薬の保険適用認めてほしい」
という要望書が上がっている――
しかし、僕のガン闘病12年の延命体験からいえば、
「米国認証の最新の化学抗ガン剤が
はたして患者にとって、ほんとうの朗報か?」
という疑問を持つ――
ガンは「叩く」べきか?「癒す」べきか?――
という話の続きです。

もちろん、「ガンは叩くべき」「ガンは切るべき」
――と考える人にクレームを
つけているわけではありません。
患者は自分の人生観に基づいて、
納得できる治療を受ければよいわけです。
ガン治療の選択肢はそれぞれ自由です。

しかし、僕のように臆病な人間は、
なるべく「臓器を切り刻んだり」、
「劇薬でガンを叩く」ことはイヤでしたから、
「ガンと仲良く」「癒し合いながら行こう」と、
とくに退院後は、再発を疑われることがあっても、
漢方療法と食事療法で、
なんとか12年、こうして元気に延命してきたわけです。

ガンは種類や症状によりますから、
僕の体験が「最良の治療養生法」だなどと
強弁はいたしませんが、
しかし、僕の食道ガンに限らず、肺ガンや大腸ガン・・・、
これも食事療法で、ガンと上手く折り合ってきた人が、
結構いるから驚きです。

まえに、このコラムで、肺ガンを切らずに、
いまでは15年延命している弁護士さんを紹介しました。

この人は、僕のマクロビオティック食事療法の師である
山村慎一郎さんのアドバイスにしたがって、
見事に、いまも元気に国際舞台で活躍しています。
この話は、まえにコラムで、
「山村さんとの対談記事」として
抜粋したことがありますので、少し紹介します。

               *

●「食べて治す!」対談
肺ガンや大腸ガンを克服した患者さんの話

「月刊がん もっといい日 10月号」に掲載された、
マクロビオティック食養生法の食事指導者・
山村慎一郎さんとの対談を引用しながら、
「ガンは食べて治せるのか?」
この秘密について説き起こしていきましょう。

関根:「ガンは食べて治す」といった
タイトルの闘病記を書いたら、
「えー? 玄米菜食なんかでガンが治るわけがないよ」
と大抵の人に笑われました。
でも、この4年間、僕は食道ガンの手術を拒否して退院後、
マクロビオティックの食養生を朝昼晩と続けて、
再発もしなければ転移も見られないからウソではないんです。
というわけで、どんなガンの患者さんがこられますか?

山村:肺ガンの弁護士さんが相談に来られました。
酒は飲まないのですが肉や油の取りすぎでした。
マクロビオティックの理論に則った玄米菜食を奨め、
一方で、ビワの葉温灸など
伝統療法の「手当て」を指導したところ、
14ヶ月で患部が石灰化して快癒しました。

               *

続きはまた明日。


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2010年8月5日(木)

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