ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第218回
ガンは「叩く」べきか、「癒す」べきか(3)

ガンは「叩く」べきか? 「癒す」べきか?――
という話の続きです。

ガンは種類や症状によりますから、
僕の体験が「最良の治療養生法」だなどと
強弁はいたしませんが、
僕の食道ガンに限らず、肺ガンや大腸ガン・・・、
食事療法で、ガンと上手く折り合ってきた人も、
結構いるから驚きです。

まえに、このコラムで、肺ガンを切らずに、
いまでは15年延命している弁護士さんの話を紹介しました。
この人は、僕のマクロビオティック食事療法の師である
山村慎一郎さんのアドバイスにしたがって、
見事に、元気に国際舞台で活躍しています。

この話は、このコラムで、
山村さんとの対談として紹介しましたので、
抜粋の続きを掲載します。

               *

関根:理論家肌の弁護士さんが
大病院では考えられないような養生法、
つまり玄米菜食や温灸療法などによく納得したものですね。

山村:やはり、肺ガンの手術でお兄さんを亡くしたため、
どうしても「ガンを切らずに治したい」という信念があったこと、
さらにこうした養生で快癒した女性から、
じっくり話を聞いたのが納得した理由です。

関根:古来、中国に「久病良医」(きゅうびょうりょうい)
という諺があります。
長く患った患者ほど良い医者になる・・・という意味ですが、
医師の診察も大切ですが、よき患者に話を聞く、
よき患者の体験に学ぶ、これはガン治療に大切なことですね。

山村:はい。その他、大腸ガンから腰の骨に転移した
便秘症の女性がおられます。
玄米菜食に変えてもらい、
腸などに溜まった毒素を排出するために、
やはりビワの葉温灸と里芋湿布を奨め、
腰には焼き塩を当てる「手当て」を施しました。
ところが2ヶ月後に、
緑色や黒い液体が口から大量に吐き出され、
痛みも和らぐと同時に、
定期検診でも腰椎からもカゲが消えていたのです。

               *

さあ、マクロビオティック食事指導者の山村慎一郎さんの話を
あなたはどう思いますか?
昔から「医食同源」「病は食で治す」といわれてきましたが、
信じられない人も多いでしょう。

しかし、ガンの選択肢には、
「最新化学劇薬療法」だけでなく、
古来の民間伝承に基づく「自然治癒療法」もある――、
ということです。

人間は「機械」や「ロボット」ではありません。
これからの長寿病弱時代を乗り越えるためには、
ますます、「人間のいのち」を丸ごとで考える
「統合医療」「ホリスティック医療」の発想が、
一人一人に大切になってきたと思います。


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2010年8月6日(金)

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