上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第41回
不安なときこそ・・・

11月29日の高値5020.07ポイントを付けた後、
H株指数が下落しています。
先週の終値は4693.64ポイント、
約6.5%下落しています。
下落の原因はいくつか挙げられます。

1つ目は需給悪です。
12月9日に「天虹紡織(2678)」、
「錦恒汽車(8293)」、
「中興通訊(0763)」、
「中国無線科技(2369)」が
新たに上場しています。
15日には「エア・チャイナ(0753)」、
16日は「リンク・リート(2382)」の上場が
予定されています。

中でも今週上場予定の
エア・チャイナやリンク・リートの調達金額は大きく、
エア・チャイナは約1100億円、
リンク・リートは約2600億円を
市場から調達する予定です。
また、公募倍率から見ても
人気の高さがうかがえ、
上場後も注目を集めそうです。

もう1つは主力株の動向です。
最近の指数を上げていた
通信、保険、石油などの業種が
利益確定の売りなどにより下落しています。
また、先日ご紹介しました「レノボ」が、
IBMのPC事業を買収し、
市場の関心を集めました。
しかし、このレノボの株価が
取引再開後低迷しています。
これが主力株に対しての投資マインドを
さらに低下させ指数を下げています。

上記のような理由で下落していますが、
私は買いのチャンスだと思います。
以前から「下げたら買い、上げても買い」と
お伝えしていますが、
その典型的な場面が今だと思います。
チャンスマンは前髪だけしかありません。
皆さんはぜひ、チャンスマンの前髪
つかんでください。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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