上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第57回
ようやく・・・

先日からストップ安が続いていた、
「承徳帝賢針紡 (深センB 200160)」が、
ようやく下げ止まりました。
今回の問題について、
その後の進捗状況が発表されましたので
ご紹介させていただきます。

同社は承徳市、承徳県両政府の
財政局が運転資金を提供し、
生産状況が徐々に回復しています。
また、債権銀行との債権放棄、
借り換えなどの話し合いも行われているようです。
これにより、資金不足が
ある程度解消される見込みです。
ただし、銀行が与信枠や
融資額を縮小した場合、
経営にリスクが生じる可能性があるため、
注意をする必要があります。

次に、各生産工場の稼動状況ですが、
紡績工場、合成糸工場については、
原材料を緊急調達し、
徐々に生産が再開されています。
3月の中旬頃には、
全面的に再開するようです。

製紙工場も原材料を購入し、
一部生産ラインの稼動を再開しています。
こちらも、3月中旬頃には、
全面的に再開するようです。

最後に服飾工場については、
3月中旬までに生産能力を
50%までに回復させる見通しですが、
全面再開には時間が掛かるようです。

以上のように、
同社最大の危機的状況は
ひとまず回避されたようです。
しかし、気を緩められない状況は
まだまだ続くようです。
また、失墜した信頼を回復させることも
並大抵の努力ではできません。

未だ厳しい状況が続きますが、
地方政府の協力を受けて
建て直しを図っているわけですから、
復活する可能性はあると思います。
日本でも再生された銘柄が、
大きな利益をもたらすこともありますから、
リスクを認識した上で、
投資する妙味はあるのではないでしょうか。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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