上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第58回
「ラッキー7」 7.77%?

中国株投資の魅力の1つとして、
配当利回りを挙げることができます。

【北京北辰実業(ベイジン・ノーススター)香港H株 0588】

同社は既に
北京オリンピック関連銘柄として
ご存知の方も多いと思います。
かつてアジア大会(第11回)が
北京で開催された際、
アジア村(競技村)の開発や運営を
推進した実績を持っています。
北京を基盤とする不動産投資および
開発が主業務ですが、
国際会議センターやホテル、
マンション、オフィスビル、
その他ショッピングセンター
なども保有しています。

同社は既に「北京オリンピック公園(B区)」や
コンベンションセンターの建設を受注しており、
その他総合商業施設「北辰ビル」の建設や、
メディアヴィレッジ(報道村)などの建設を
予定しています。
今後、同社の保有地の多くは
北京オリンピック(2008年)で
再利用される予定です。

【予想配当利回り7.77%?】

同社は期末配当を0.15元
(約0.14香港ドル)を予定しています。
もし実施されれば、株価
1.80香港ドル(1/26)ですから、
(0.14÷1.80×100)
予想配当利回りは
7.77%になります。
権利月最終日は2月23日、
権利落ち日は2月24日です。

北京がオリンピックの開催地に決定したとき、
中国株は一時的に
オリンピック関連銘柄が囃されました。
同社もオリンピック関連の中核銘柄として株価は
2.45香港ドルの高値を付けました。
株式市場ではもう、
オリンピック関連銘柄と言っても、
色褪せた感がありますが、
北京市政府色の強い同社は
今後も「地の利」、優位性が期待されます。
オリンピックは別としても、
北京の経済成長率の高さも同社にとっては
追い風になると思われます。

※1.同社の期末配当0.15元は
   公の発表(決定事項)ではありません。

  2.配当利回り7.77%は同社株
   1.80香港ドルでの計算であり、
   株価1.80香港ドルが基準です。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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