上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第98回
一方、香港市場は・・・

5月9日の中国本土市場は
大きく値を下げましたが、
香港市場はあまり反応しませんでした。
これは、今回の政策がまだ、
テストケースであり、
行方を見守りたいとの思惑が
働いたようです。

また、香港市場の
市場参加者は欧米系も多く、
ニューヨーク市場や
ロンドン市場の動きによって
投資スタンスを決める傾向があるようです。

そして、見落としがちですが、
香港レッドチップ指数が
年初来高値を更新しました。
5月10日にザラ場
1606.16ポイントをつけました。

これは、何と言っても、
指数寄与度が最も大きい
「チャイナ・モバイル 0941」の
上昇によるものです。
中国の電話業界は現在、
再編の噂があり、
様々な憶測が流れています。
しかし、仮に再編が行われるとしても、
私は「チャイナ・モバイル」が
中心になるであろうと思います。
資産株として同社株を
お持ちになってよいと思います。

【人民元の行方】

先日、日経新聞に
呉暁霊人民銀行副総裁の
人民元の為替制度改革についての記事が
掲載されていました。
「技術的な準備はできた」と発言しており、
シミュレーションなどの事前検討を終え、
為替制度改革がいよいよ
スタートするような発言をしています。

しかし、国際社会
とりわけ米国に対して、
「中国が自主的に選ぶ機会を与えて欲しい」
とも発言しており、
早期の改革ではないことも
匂わせています。

悪い時期の為替制度改革により、
中国経済への打撃が与えられれば、
世界経済へのダメージも
計り知れません。
中国当局の外交と経済の微妙な綱引きが、
しばらく続くのではないかと思います。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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