上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第101回
海外の投資先

昨日、東京都心部は日中、
少し汗ばむほどの陽気で、
確実に夏が近づいていることを
実感させられました。

今、世界で注目されている
成長の著しい国々として、
BRICs(ブリックス)と呼ばれる
国々があります。
もちろん中国も含まれますが、
インドも有力な投資先として
期待されています。

最近はあまり聞きませんが、
「インドへの投資はどうだろうか?」
と聞かれることがありました。
私の専門は中国市場ですので、
インドのことはあまり知りませんので、
聞かれても少し困るのですが、
良いのではないでしょうか、
と答えています。

ただし、中国市場から
インド市場への完全な移行は
おすすめしていません。
その最大の理由は、
インド市場のことが
ほとんどわからないことです。

私の勉強不足と言ってしまえば、
それまでですが、
現地の企業や株価の情報が
ほとんど手に入りません。
個別銘柄を扱っている証券会社は
日本にはおそらく無いと思われます。
(もし、取り扱っている証券会社が
 ございましたらご連絡ください。)
投資の方法は投資信託に
限られてしまいます。

それに対して中国株は
投資信託も買えますし、
もちろん個別銘柄も買えます。
そして、何と言っても現在は、
大量の情報を手に入れることができます。

インターネットや書籍など、
中国投資を肯定するものや
否定するものまで、いろいろあります。
これらの情報がなければ、
リスクを軽減し、
投資することはできません。

投資は自分に都合のいいことだけを
考えるのではなく、
万が一に対処できるリスク管理も重要です。
私はインドなどへの投資は
もう少し、情報が手に入りやすい状況になってから
投資をすることをおすすめしています。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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