上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第158回
期待はずれ

月曜日、日本が休日の最中、
中国本土株市場が、
思わぬ下げを見せました。
事の発端は、中国本土株市場が
国慶節の連休に入る前に遡ります。

第153回でご紹介した通り
連休前、市場にある噂が出回りました。
その噂とは、国慶節前後に、
現在行われている非流通株改革の
B株やH株主に対しての株主保護、
つまり、何らかの対価もしくは、
何かしらの配慮が
されるのではないかということでした。

しかし、蓋を開けてみれば、
期待していた内容とは違いました。
10日に発表されたA・B株
重複上場銘柄のうち
上海の「上海永久」と
深センの「万科企業」が
具体化案を発表しましたが、
B株主に対して対価を
支払わないという内容でした。

これを機に本土市場は下落しました。
そして、翌日の11日、
更なる下落が危惧されましたが、
逆にほぼ全面高となりました。

これはA株市場の主力株および、
ネット関連銘柄に買いが入ったようです。
国務院、文化部などが、
オンラインエンターテイメント産業の発展を
後押しする政策を
発表するという報道がされたからでした。

今回のB株主に対する
対価などに関する思惑は、
今後も相場を左右するでしょう。
しかし、長期の下落を招くまでには
至らないと思います。

中国本土株市場最大のネックである
非流通株改革。
これが終わらずして、
次のステップは無いのかもしれません。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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