第227回
建設銀行の決算

先日「建設銀行」の決算が発表されました。
売上高は13％の増収純利益は４％の減益でした。
驚く方もいるかもしれませんが、
今回の減益の要因ははっきりしています。

2004年度まで適用されていた
事業再編に伴う優遇税制が、
2005年度から適用外になったためでした。

この影響で税金の支払いが
2.8倍ほど増加したようです。
仮にこの要因を取り除いて試算すると
17％の増益になるようです。

発表後の株価は3.4％ほど下落しましたが、
今回のように原因がはっきりしており、
なおかつ来年には
この要因が残らない類の理由なら、
チャンスではないでしょうか。

また現在、法人税の一本化が検討されています。
今までは外資が優遇されていましたが、
国内企業と一緒にしようとする動きがあります。

そうなると国内企業にとっては
減税になる可能性があり、
増益の要因になるかも知れません。

さて前回の答えは、
理想の生き方は水のような生き方である
という意味です。

水は過大な自己主張をせず
柔軟に形を変えます。
しかし、秘めているエネルギーは大きく、
どんな大きな障害があっても
時間をかけて排除します。

私も水のように透明で
力強い生き方をしたいと願っています。

それでは今回は

論語：
己の欲せざる所は人に施すなかれ