中国株投資のプロによる長期見通し、IPO情報-ドラゴンの眼で見よ-杉 新悟

上海、深セン市場のオープン当初から
ずっと中国株にかかわってきた人の物の見方です

第247回
航空業界再編

日本では某ファンドの影響があったとはいえ、
関西の私鉄大手の経営統合が起こりそうです。

路線が重なっていることもあり、
経営統合の効果はいまだわかりませんが、
大きな出来事であることには
間違いありません。

中国では鉄道ではなく、
航空業界の再編がありました。

航空会社5社が情報の周知徹底のため
約1週間ほど売買停止になっていましたが、
その詳細な内容が発表されました。

まず、キャセイパシフィック(香港 0293)が
中航興業(香港 1110)が持っている株式を含めて、
ドラゴン航空の株式を買収して完全子会社化します。
また、中国国際航空(香港 0753)の
株式を買い上げて、持ち株比率を20%に引き上げます。

そして、スワイヤパシフィック(香港 0019)と
CITICパシフィック(香港 0267)が、
保有しているキャセイパシフィックの株式の一部を
中国国際航空に売却します。

これにより中国国際航空と
キャセイパシフィックの資本関係が強化され、
中国と世界各国との接続が強化されます。

具体的には双方の旅客輸送の営業を行い、
コードシェアも実施します。
また、貨物輸送の合弁会社も設立する計画もあります。

この業界再編の動きは航空業界だけではなく、
どの業界も起こりうることです。

中国は国土が広い分、
もの凄い数の企業があります。
すばらしい会社もあれば、
それ以上にどうしようもない会社もあると言われています。

これらの企業が統廃合されるのは
自明の理と言えるでしょう。

時の流れは早いもので、
今年の12月でWTO加盟から5年になります。
対外開放が完了するため、
世界に勝てる企業を育成するための最後の年になります。

今年は思わぬ業界再編があるのかもしれません。

それでは前回の答えは、
三人で歩いていれば、必ず学ぶべきことがある
という意味です。

三人いれば良いことも悪いことも見えてきます。
良いことは見習い、悪いことは反面教師とすることができます。

もちろん自分も他人に見られていることを忘れずに、
日々精進していきましょう。

では今回は
戦国策:
狡兎は三窟あり

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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