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第21回
中国不動産は内陸・西方開発に商機あり(2)

<前回よりつづき>
欧米の資金が入ってくる前から、
華僑デベロッパーは値段が上がりきった沿岸部から、
中国が国家戦略として
集中的投資が行われている西部都市(重慶、武漢、西都など)の
不動産開発に向かい始めました。
内陸部はまだまだ外資の進出は
沿岸部に比べると圧倒的に遅れてはいるものの、
3000万人の人口を擁する重慶の例をとってみても、
政府の重点政策の恩恵を受けて、経済は活況を呈しており、
不動産ブームが始まっています。
不動産価格は、上海の5分の1程度で、
上海人が土日にツアーで不動産を買いに良く姿さえ見られる程です。

価格が上がりきった
沿岸部不動産投資・開発はさっさと見切りをつけ、
価格が安くまだまだ上昇余地が残っている
西部地区不動産に目を付ける
華僑デベロッパーの変身のスピードには
目を見張るものがありますから、
私は彼らに着いて行こうかと思っています。
今検討している重慶の新都心の中心に立地するプロジェクトは、
プロジェクトに銀行からファイナンスが付くことや、
不動産ブームの重慶では
不動産販売が建設中に完売することが確実で、
しかも販売代金は完成前に受け取ることが出来て
レバレッジが効くことから、
投資利回りが70%を超える投資利回りがほぼ確実で、
今資金を集めているところです。

常に欧米投資家の1−2歩先を行く
こうした華僑投資家の動きこそ、
我々が学ぶべき投資行動ではないでしょうか?
日本の投資家といえば、実はまだほとんど
中国不動産投資には進出すらしていないのが現状で、
欧米投資家にも大幅に出遅れているのが現状です。


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2007年1月5日(金)

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