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第68回
華僑商法とユダヤ商法の違い?

ヨーロッパにお住まいの読者の方から、上の質問を受けました。

実は私はヨーロッパに住んだことがありません。
海外で住んだ場所は、
フィリピン・メキシコ・香港・台湾です。

その意味で、私にはユダヤ人の友人はいませんので、
このトピックを正確にお話できるかどうか自信がないのですが、
私のビジネス上の経験を元に
感じている事をお話したいと思います。

私は金融の世界の様々な場面で
ユダヤ人の企業と交渉をしてきた経験があります。
そのたびに、

「もう2度とあいつとは商売したくない」

と感じることがほとんどでした。

日本の会社は、
一度やると決めたら交渉の場でかなりがまんしても
譲歩する事が多いという事を知っているのか知らないのか、
徹底的にいじめられるのです。
交渉が妥結して、いざ契約というときに、
またとんでもない要求を出してくるのです。

下品な言葉ですが、
「ケツの穴の毛までむしりとられる」
気分になるのです。

その点、華僑との商売は、
長期的なお互いの利益が出る関係を考えながらの交渉となるのです。

相手の利益を徹底的に奪い取る交渉をするユダヤ商法。
長期的なお互いの利益を考えて交渉をする華僑。

やはり華僑と商売したいと思うのは、
私が華僑の
信頼の輪に入れてもらっているからなのかもしれませんが。


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2007年5月4日(金)

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