人生を楽しみ、豊かにすごすために

第85回
マイナーなスポーツスカッシュを通じた人脈

台湾滞在中は、
大好きなスポーツであるスカッシュを続けるために、
わざわざ「アメリカンクラブ」に入会しました。

アメリカンクラブは名前の通り、
アメリカ人向けの会員制クラブです。
アメリカ人が50%以上という制限はありますが、
あらゆる国籍の人たちにオープンされています。

私は入会するに当たり、
香港のスカッシュ連盟からの紹介状をもらい、
クラブのスカッシュ部会の会長に面接しました。
面接といっても、軽くスカッシュしてビールを飲んで
スカッシュ談義をした程度です。

そこですぐOK。
会員2名からの推薦をもらい、事務局に提出すると、
入会金を払えばいつからでも入会できるとの返事。

入会するには、長いウェイティングリストがあり、
長時間待たなければならないといわれていただけに、
あっけない入会承認となりました。

というのも、クラブの目的は、
会員が楽しくクラブ生活を楽しむこと。
スカッシュ部会からの推薦が効を奏したようでした。

それまでの駐在生活香港とは違い、
台湾ではスカッシュ人口は極めて少なく、
スカッシュができるだけで、
お互い大変大事なスポーツのパートナーとなります。

毎日のように同レベルのプレーヤーから声がかかり、
クラブ内のチーム戦・個人戦を通じて
スカッシュ部会の人たちとはすぐに
ファーストネーム(名前)で呼び合う仲になることができました。

アメリカンクラブには、台湾人のメンバーも多く、
財界の要人も多数会員になっています。
ただ、スカッシュを楽しむ台湾人の会員は、
30代前後の財界2世が多く、
一緒にプレーをしたり、酒を飲んだり、
私がスカッシュを教えたりの関係を通じて、
ビジネスの関係ではない友人関係を築くことができました。

そうした友人達は、いまだに私が台湾に行くと、
スカッシュをしようと集まってくれます。

その友人たちが紹介してくれた人脈が、
中国・ベトナムで次々に繋がっています。

言葉は要らないスポーツの関係。
マイナーなスポーツも役に立つことがあると感謝しています。


←前回記事へ

2007年6月20日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ